カニの産地表示の見方 原産地と加工地はどう違う?

カニ通販の商品ページで「原産地」「原料原産地」「国内製造」などの表記を見て、どれがカニの獲れた場所なのか迷うことがあります。表示の意味は食品の種類や加工状態で異なるため、言葉を分けて読むのがポイントです。

くるみ
くるみ

「国内製造」なら、カニも日本で獲れたってこと?

ぽんすけ
ぽんすけ

それだけでは分からないよ。製造地と原材料の産地は別に見よう。

📌先に結論

  • 「国内製造」は加工食品の製造地を示す表記で、原料の漁獲地とは別
  • 生鮮食品、ボイル品、加工食品で確認する表示が異なる
  • 商品ページでは原材料名・原料原産地・原産国名・加工地を区別する

消費者庁資料確認日:2026年9月30日。

カニ商品の原産地、原料原産地、製造地を表示例ごとに読み分ける図

「国内製造」はカニの漁獲地ではない

消費者庁の消費者向けQ&Aでは、原料原産地表示について、産地を表示する原材料が生鮮食品なら「国産」「アメリカ産」など、加工食品なら「国内製造」「フランス製造」など製造地を表示すると説明しています。

そのため、加工食品の原材料欄に「かに(国内製造)」とあっても、それだけを見てカニが日本近海で獲れたとは判断できません。カニの原料原産地が別途記載されているか、販売元の商品情報を確認しましょう。

生鮮品・ボイル品・加工食品で見る場所

商品の状態 確認する表示 読み方のポイント
生のカニなど生鮮品 名称、原産地 産地表示を確認する
ボイルしたカニ 原材料であるカニの原産地など 輸入品では原産国名と原料の産地を混同しない
かに加工品 原材料名、原料原産地、製造地、輸入品の原産国名 「国内製造」だけで原料の獲れた場所を判断しない

消費者庁の食品表示Q&Aは、ボイルしたカニについて、加工食品の原産国表示とは別に、原材料であるカニの原産地表示が必要となるケースを説明しています。一方、商品の加工形態や表示欄で読み方が変わるため、上の表は確認の入口として使い、個別商品のラベル全体を見ることが大切です。

通販で注文前に確認したいこと

  1. 商品が生鮮品、ボイル品、むき身など、どの状態か
  2. 原産地・原料原産地・製造地のどの表記か
  3. 産地が複数表示されている場合、商品ページに補足説明があるか
  4. 商品仕様と届く商品の表示内容が一致しているか

商品ページに知りたい情報が見つからない場合は、商品名を伝えて販売元へ問い合わせましょう。食品表示のルールや対象範囲は商品によって異なるため、一般的な通販説明だけで法令適合性を断定することはできません。

よくある質問

国内製造のカニは国産ですか

「国内製造」は加工食品の製造地を示す表記で、原材料のカニの漁獲地をそのまま示すものではありません。原料の産地表示を別に確認してください。

原産国名と原料原産地は同じですか

同じとは限りません。消費者庁は、輸入加工食品の「原産国名」は商品がどこの国から輸入されたかを示すと説明しており、原料の産地情報とは区別して読む必要があります。

ボイルしたカニの産地はどこを見ればよいですか

原材料であるカニの原産地に関する表示を確認します。消費者庁のQ&Aではボイルしたカニの表示について説明がありますが、個別商品の表示欄や加工形態も合わせて確認してください。

「国産」と書いてあれば日本で獲れたカニですか

どの欄に、何を対象として「国産」と記載しているかを確認しましょう。加工食品では原料の原産地表示と製造地の表示が異なるため、表示全体を読んで判断します。

商品ページに産地が見当たらない場合はどうすればよいですか

商品名を伝えて販売元に問い合わせる方法があります。回答と商品到着後の食品表示が異なる場合に備え、商品ページの説明や問い合わせ内容を控えておくと確認しやすくなります。

表示の言葉を分けて読む

カニの産地を知りたいときは、「国内製造」「原産国名」「原料原産地」を同じ意味として扱わないことが大切です。商品形態を確認し、ラベルと販売ページの説明を合わせて読みましょう。通販全般の仕様確認はカニ通販のサイズ表示の見方も参考にしてください。


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